聖霊の実ルーテル教会へようこそ!
聖霊の実ルーテル教会って どんな教会?
私達はアメリカ福音ルーテル教団(Evangelical Lutheran Church in America) に属し、カリフォルニアのトーランス市にて日本語での礼拝と宣教活動を行っているプロテスタント教会です。
教会案内
日曜礼拝:
毎週日曜日午後2時
バイブルスタディー:
第1、第3土曜日午前11時
フリー映画上映会とフリーランチ:
第2、第4土曜日午前11時
教会の住所、連絡先:
Fruit of The Spirit Lutheran Church
2706 W 182nd St.,
Torrance, CA 90504
TEL:(310) 339-9635
Email:[email protected]
ルーテル教会とは?
1517年にマルチン・ルターの宗教改革によりドイツで誕生したルーテル教会は、ドイツだけでなく北欧にも広がり、国民教会となりました。その後、アメリカにも渡り、更にアジア、アフリカ、南米などに至って今日全世界に存在するようになっています。
マルチン・ルターの宗教改革は当時の16世紀のローマ・カトリック教会が正しい福音信仰に立ち戻ることを聖書に基づいて訴えたものでした。神がイエス・キリストの十字架と復活によってのみ、私たち人間の罪を赦し、人間はイエス・キリストにおいて示された神の恵に基づいて生かされていくことを強調した教えでありました。
ここから、ルターの有名な言葉「聖書のみ、恵のみ、信仰のみ」 という、宗教改革の三大原理が生まれました。
牧師紹介
「キム ホンソン」
牧師、コラムニスト、元ソーシャルワーカー、日本人の奥さんと3人の子供達に励まされ頑張る父親。
韓国ソウル生まれ。中学2年生の時に宣教師であった両親と共に来日して滋賀県近江八幡市で過ごす。近江兄弟社中学校、高校を卒業し関西学院大学神学部に進学する。大学卒業後、兵役のため帰国。
その後アメリカの大学院に留学し、1999年からロサンゼルスのリトル東京サービスセンターでソーシャルワーカーとして日本語を母国語とする様々な年齢層の福祉のために17年間働く。
その傍ら、日刊サンに「三味一体」というコラムを連載しはじめる。http://www.nikkansan.com/column/writer/hongsun_kim
退職後、2017年からはアメリカ福音ルーテル教団 (Evangelical Lutheran Church in America) の牧師として、LGBTQをはじめすべての違いを持つ人々のための教会、聖霊の実 ルーテル教会 (Fruit of the Spirit Lutheran Church) を設立。
教会のビジョン
私達が信じていること:
- すべての人々が神の恵みと愛に価すると信じています。
- 主イエスキリストの十字架の受難と死、そして復活は、私達人間の偏見と無知から出る蔑視や断罪に関係なく、少数者、あらゆる違いを持つ人々を含む全人類への憐れみの結果でもあったことを信じています。
- そして、その中でも、自分が持つ違いが、もはや悲しみと嘆きでしかないと思う人々をこそ、神はご自分の教会に招き入れ、神の愛と恵みと平和が何よりも勝って行き渡る共同体の一員としてくださることを信じています。
- 人種、民族、文化、言語、経済力の違いから始まり、性的少数者のLGBTQの人々に至まで、すべての人々との連帯と一致こそ、キリストがくださった新しい掟である「隣人愛」が結ぶ実であると信じています。
私達が信じていないこと:
- 聖書に書かれた言葉が、その内容を含めての一字一句が、全くをもって誤りのないものであるとは信じません。
「ルターは、聖書こそあの緑児イエスを寝かせた飼い葉桶のようなものだと考えました。なぜなら、聖書は生ける御ことばであるキリストを抱えていた物だったからです。イエスが寝かされていた飼い葉桶は、実際に貧しい農家で使われていたものでした。だから、木の一部が裂けて割れ目があったり、さびた釘が曲がったまま打ち付けられていたりしても何も不思議ではありません。同じく聖書も、限られた能力と知識を持って、限られた場所で、限られた時間を生きた人々によって書かれたものに過ぎません。だから、聖書には、人間的なミスや間違いや偏見のようなものも含まれています。しかし、と同時に新約と旧約を通して、生ける御ことば、すなわちイエスキリストをも確かに含んでいるわけです。」
- 私達が一生懸命に信仰生活を送り、神に祈り求めれば必ず物質的な祝福を受けられるということを信じません。
神の救いは、私達のいかなる努力や業績や行いによるものではなく、あくまで神の一方的な恵みでもって信仰によって与えられるギフトです。「事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。 行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。」(エフェソ信徒への手紙2:8−9)
初めての方のための手引き
質問:クリスチャンでないのですが礼拝に出られるでしょうか?
答え:もちろん出られます。教会は全ての人に開かれています。
質問: 他宗教の信者ですが、キリスト教のことを少し勉強したいと思っています。参加してみてもかまわないでしょうか。
答え: 歓迎します。私達の自分達の宗教と同じく他宗教のことを尊重しています。他宗教間での交流や協力も大切なことだと考えています。
質問: ドレスコードはありますか?
答え: 普通に外に出かける時の服装で大丈夫です。カジュアルでもフォーマルでも場違いということはありません。
質問: 何か持って行く物はありますか?
答え: 必要なものはすべて受付で借りられます。特に持ってくる必要のある物はありません。
質問: 小さい子どもがいるのですが・・・
答え: 大丈夫です。現に牧師にも小さな子供達が3人もいます。少々の子どもの声は気になりません。
※子供達用の遊び部屋兼授乳室もございます。
質問: 会堂に入ってからどうするのですか?
答え: 受付のテーブルで週報(礼拝のプログラム)をお取りになってどこでもお好きなところに座っていただければ良いです。
質問: 礼拝はどのように進行しますか?
答え: 牧師の案内に従って前のスクリーンをみながら、全員で祈りを唱え、歌い、聖書を読み、説教を聞くなどして式が進みます。式の途中で献金がありますが、神様への感謝の供え物という意味で、ご自分の意志で金額を決めて、回って来る献金かごにお金を入れます。ご用意のない方はパスされても結構です。初めての方には、隣の人がいろいろ教えてくれます。
質問: 聖餐式とは何ですか?
答え: 「私に与えられたキリストの体、私の罪のために流されたキリストの血」であるパンとぶどう酒をいただく式です。聖餐は、教派を問わず洗礼を受けた人が受けられることになっていますが、まだ、洗礼を受けていない方でも与りたいと願われる方は受けることができます。是非壇上の方にお進みください。
質問: 礼拝の後は?
答え: 礼拝が終わると、数分間パイプオルガンの後奏があります。後奏が終わったらそのままお帰りになってもかまいませんが、みんなでコーヒとお菓子をいただきながらお話しをするカジュアルなチャットタイムがありますので是非ご参加ください。
※ 一度参加してみたいと思われる方、または事前に一度牧師と会ってもっと話しを聞きたいと思われる方はいつでもお気軽に牧師の方までご連絡ください。
牧師 キム ホンソン 携帯(310)339-9635 [email protected]